陰日向の小さな小さなモノレール Vol.3 東京の秘境、桧原村のモノレールを訪ねる

小型簡易モノレール。本来はミカン畑などでの作業効率化のため開発された農機であったが、その軽便さや登坂能力、コストや一定の互換性があることから、様々な場所に応用され、旧来の林鉄や構内軌道、農業用・倉庫用トロッコ、作業用索道なども置き換える勢いとなっている。はや登場から数十年。多ジャンルに普及しつつあるが愛好者や趣味の目が向けられなかった産業用モノレール。現役線から廃線まで、貨物線あり旅客線あり…一度ふたを開けてみると、そこには軌道系のほかのジャンルにも負けないディープな世界が広がっていた…

やつがたけです。

昨今、東京にある桧原村の蜜柑山モノレールに行ってまいりましたので報告いたします。

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まずは小林家住宅へ向かう路線。

これは小林家住宅の入口の駐車場にあった看板。

ここにモノレールに乗って向かうことになる。

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先頭についた機関車に客車のようなものがけん引されていくらしい。

運転手の方によれば最大傾斜角度は41度程度とのこと。

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真ん中にラックレール(のようなもの)がついており、横に車輪の乗るレールがついているようだ。

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エンジンの全容、簡素に見える。

実際に山を登っていく。かなり急斜面である。

道中には「六合目」といった看板があった。実際何合目まであるかは忘れた。

15分程度(?)で小林家住宅に到着。

実際の小林家住宅。かやぶき屋根の古民家である。中ではこの家の解説や野菜が売られていた。

ほかの地域にもこのようなラックモノレールがあったが利用はしなかった。線名は忘れてしまったのでまた次回に行きたいと思う。

いかがでしたでしょうか。今回は沙割程度の見学しかできなかったので細かい調査はまたの機会に行いたいと思います。ご覧いただきましてありがとうございました。

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